【ファミマ】3~8月期の営業利益は32%増、過去最高を更新

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 ファミリーマートが発表した2015年3~8月期の連結営業利益は前年同期比32.3%増の283億円となり、第2四半期累計では過去最高を更新した。

 中食商品を中心にオリジナル商品の開発に注力、5月に発売した「抹茶フラッペ」「マンゴーフラッペ」が好調だったほか、定番商品の弁当やおむすび、サンドイッチなどを全面リニューアルしたことなどから単体の既存店売上高が0.9%増となった。粗利益率も0.1ポイント改善して27.9%となり、営業増益につながった。平均日商は全店ベースで4000円増加し、52万1000円となった。

 国内では338店舗(単体ベース)を出店、8月末時点での店舗数は141店舗増の1万655店舗となり、チェーン全店売上高は7.6%増の1兆67億円だった。

 一方、連結純利益は前年に計上した韓国事業撤退に伴う株式売却益153億円がなくなったため、36.0%減の130億円となった。

 16年2月期通期の業績予想は据え置いた。加盟店収入と直営店売上高などを合わせた営業総収入は前期比10.0%増の4118億円、営業利益は16.0%増の469億円を見込む。

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