ドンキホーテHD、創業者の安田会長兼CEOが退任、6月末で

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 ドンキホーテホールディングス(HD)は2月5日、創業者の安田隆夫会長兼CEO(最高経営責任者、65歳)が6月末で代表取締役を退くと発表した。退任後は創業会長兼最高顧問に就任する予定。

 同社は消費増税後も順調に業績を伸ばしており、大原孝治社長兼COO(最高執行責任者、51歳)以下の次世代の経営陣に権限を委譲することで、長期的な発展を図ることにした。

 安田氏は1980年にドンキホーテHDの前身であるジャストを設立、89年に総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」の1号店を開業し、その後は長崎屋やドイトなどの買収を含めて連結売上高6000億円を超える企業グループに育て上げた。

 同時に発表した2014年7~12月期の連結業績は、売上高が前年同期比12.8%増の3422億円、営業利益が14.2%増の234億円となり、過去最高益を更新した。これを受けて、15年6月期通期の業績予想を上方修正。売上高は前期比7.4%増の6580億円、営業利益は6.4%増の365億円となる見通しだ。売上高は240億円、営業利益は17億円の上方修正となる。

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