【ウエルシアHD】 営業利益は32.5%減の21億円、14年9~11月期

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 ドラッグストア大手のウエルシアホールディングス(HD)が発表した2014年9~11月期の連結業績は、売上高が前年同期比10.4%増の938億円、営業利益は32.5%減の21億円と増収減益だった。

 調剤部門が好調で既存店売上高はプラスを維持、グループ全体で26店舗を新設したこともあって売上高は伸びたが、14年9月1日付でウエルシア関東が高田薬局とウエルシア関西など3社を吸収合併し、社名をウエルシア薬局に変更する子会社再編を実施したことに伴って、販売管理費が15.7%増えたことが減益につながった。

 同社は決算期を2月期に変更したことに伴い、15年2月期は6ヵ月の変則決算となる。15年2月期は売上高が1922億円、営業利益が72億円を見込む。13年9月~14年2月期との単純比較では、売上高が11.5%増、営業利益が0.2%増となる。

 ウエルシアHDは14年11月にイオンの連結子会社となった。15年3月にイオングループのタキヤ(兵庫県尼崎市)とシミズ薬品(京都市)をウエルシアHDが子会社化した後、9月にはCFSコーポレーション(横浜市)を完全子会社化する予定だ。

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