【天満屋ストア】純利益は77%減の4700万円、3~8月期

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 岡山県が地盤の天満屋ストアの2010年3~8月期の連結業績は、純利益が前年同期比77.3%減の4700万円となったようだ。リストラを進行中の同社は3~5月期に早期退職募集に伴う割増退職金4億円弱を特別損失に計上、6~8月期においても既存店の改廃に伴う建物撤去などの費用見込額8000万円を特損計上した。

 一方、持ち分法適用会社が増えて投資利益を営業外収益に計上したことで、経常利益が7月6日公表の前回予想より1億円強増えて6億円(前年同期の約2.3倍)となったことで、純利益も前回予想より2700万円増加した。

 営業収益(売上高と不動産収入などの合計)は夏場の猛暑効果で前回予想より4億円弱増えて423億円(前年同期比5.1%減)、営業利益はほぼ前回予想通りの8億円(47.4%増)だった。

 11年2月期通期では営業収益833億円(前期比5.4%減)、営業利益18億円(31.7%増)、純利益3億円(23.4%減)を見込む。

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