日本含め世界規模で急増する「クイックコマース」の本質と「ギグワーカー」問題

フリーランスライター:松岡由希子
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クイックコマース

 クイックコマースとは、食品や飲料、日用品などを少量から短時間で配達する、即時性やスピードを特徴としたECである。コロナ禍での行動制限や在宅勤務の普及に伴い、利便性の高いサービスとして欧米を中心に需要が拡大した。米国のクイックコマースの市場規模は21年時点で200億~250億ドル(2兆3000億~2兆8750億円:1ドル=115円で換算)と推定されている。

 クイックコマースは、インスタカート(Instacart)やウーバーイーツ(Uber Eats)のように、食品スーパー(SM)、コンビニエンスストア(CVS)、ドラッグストア(DgS)などと提携してこれらの店舗から商品を配送するモデルと、米ゴーパフ(Gopuff)や英ジフィー(Jiffy)など、配達専用のダークストアを自社で運営して商品を届けるモデルに大別される。ウォルグリーン( Walgreens)やセブン-イレブンと

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