オークワが９店舗目のネットスーパーを開業、山間部へも配送

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　オークワは９月21日、和歌山県田辺市の「パビリオンシティ田辺店」でネットスーパーのサービスを始める。ネットスーパーを導入するのは同社としては９店舗目。今回は店舗周辺エリアへの配送だけでなく、山間部への配送も実験的に行う。過疎化と高齢化によって日々の買い物に不便を感じている高齢者が多い地域への支援としてネットスーパーが役立つかどうかを検証する。

　この社会実験においては和歌山県の企画政策局情報政策課が窓口となり、田辺市の龍神村地区で行われる。同地区は山間地ながら光ファイバーが敷設されており、ブロードバンドでのネット利用が可能となっている。

　ネットスーパーで取り扱う商品は食品を中心に約１万アイテム。午後４時までに注文すればその日のうちに商品を受け取ることができる。配送料は300円（税別）で龍神地区については週１回、土曜日にまとめて配送する。実験期間は約３ヵ月を予定する。