グーグル、法人限定ビデオ会議ツールを一般に無料提供へ

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米アルファベット子会社のグーグルは4月29日、これまで一部利用者だけに提供していた無料のビデオ会議ツール「グーグル・ミート」を、近く誰でも無料で使えるようにすると発表した。2019年1月18日、英ロンドンのオフィスで撮影(2020年 ロイター/Hannah McKay)

[オークランド(米カリフォルニア州) 29日 ロイター] – 米アルファベット子会社グーグルは29日、これまで一部利用者だけに提供していた無料のビデオ会議ツール「グーグル・ミート」を、近く誰でも無料で使えるようにすると発表した。

新型コロナウイルス感染拡大に伴って急増した在宅勤務の必須手段となりつつあるビデオ会議ツールは、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズの製品利用が広がっているほか、マイクロソフトの「スカイプ」やフェイスブックの「メッセンジャー」などもそうした機能を備えている。

ただ「グーグル・ミート」を使うには、これまではグーグルの法人アカウントか教育機関のアカウントが必要だった。一方、一般向けには約12年前から「ハングアウツ」と呼ばれる無料のビデオ会議ツールがあるものの、セキュリティーや技術が時代遅れで、人気が失われた。また「デュオ」というビデオ会議アプリは、スマートフォンでしか利用できない。

こうした中でグーグルは、数週間をかけて段階的にミートを開放していく方針。利用できる時期を知るために専用サイトに登録することもできる。

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