広域型SCとアウトレットが合体したららぽーと門真のSCづくりを徹底解説

取材・文:西岡 克(フリーランスライター)
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ららぽーと門真・三井アウトレットパーク大阪門真

ららぽーと門真・三井アウトレットパーク大阪門真

〒571-8620 大阪府門真市松生町1-11
電話:06-6780-9100
京阪本線・大阪モノレール線「門真市」駅から徒歩約8分、近畿自動車道・門真ICから約0.5㎞

見どころ
▶ららぽーとにアウトレットを挟み込むフロア設計
▶市場の活気を体験できる「黒門市場」
▶1、3階と差別化し統一感を演出する2階の内装

 三井不動産は大阪市中心部から北東約10㎞に位置する門真市に「ららぽーと門真」と「三井アウトレットパーク(MOP)大阪門真」の2業態を初めて複合したハイブリッド型ショッピングセンター(SC)を4月17日に開業した。

 店舗面積は約6万6000㎡。1 、3 階がららぽーと、2 階にMOPを配置したサンドイッチ型のフロア構成だ。専門店数は251店で、ららぽーとに153店、MOPには98店が出店する。施設売上高は460億円、来店客数は約1500万人を見込んでいる。

 パナソニックの工場跡地を再開発した。SCに隣接して今夏にコストコが開業、12月には三井不動産が手掛ける分譲マンションも開設される。2029年にはモノレールの新駅開業が予定され2階のアウトレットフロアに直結する。

 1~3階は整然としたサーキットモールで、意図的にくびれさせた中央部分を除いて

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