専門卸発のフローズン専門店「FROZEN JOE’S」2号店に見る、冷凍食品最新トレンド
常温やチルド商品も
扱い入店を促す
では、2号店の「ジョイナステラス二俣川店」ではどのような店づくりをしているのか。店舗面積は1号店の約1.6倍の約40坪で、品揃えは同約1.8倍の約780品目と充実させている。
品揃えの内訳は、冷凍品が600品目、冷蔵品が120品目、常温品が60品目。1号店では、冷蔵品を扱っていなかったが、若い女性の利用も多い立地であることから、話題性や新規性のあるチルド飲料を売場導入部に設置している。
また、店舗ブランドのロゴのカラーには1号店よりも柔和な青色を使い、女性客や子供連れでお客が居心地よく感じられる雰囲気を追求した。今後、商業施設内に出店する店はこのカラーを採用していくという。
外食メニューと
ご当地グルメが人気
2号店では、1号店で見えてきた消費傾向や、得られた成果を売場づくりに反映している。
とくに1号店では、外食メニューとご当地グルメのニーズが想定以上にあったという。この傾向を受けて2号店では、外食メニューとご当地グルメの商品を拡充。なかでもご当地グルメは、各地のユニークな商品が多く見られ、冷凍食品専門卸だからこその仕入れ力を感じる。