関西11店舗目「ロピア和泉中央ビバホーム店」レポート! 売場から見えた課題とは?

矢野清嗣
Pocket

ロピア(神奈川県/高木勇輔代表)は2022年7月29日、大阪府和泉市に「ロピア和泉中央ビバホーム店」(以下、和泉中央店)をオープンした。前編では青果・総菜・精肉の売場を解説した。後編では、精肉・日配・加工食品・酒類などの売場を見ていこう。
調査日:8月20~22日 ※本文中の価格はすべて本体価格

ロピア和泉中央ビバホーム店の外観

●精肉
「肉のロピア」の面目躍如?

 精肉はロピア標準のスタイルで、店舗正面から見て左側の壁面36尺のスペースで牛肉、正面壁面54尺で牛肉、豚肉、ひき肉などを配置する。

 牛肉は国産、輸入を焼肉、ステーキ、スライスといった具合にメニュー別に陳列。国産は「黒毛和牛」「みなもと牛」、輸入牛は米国産、豪州産をメインに扱う。豚は加古川センターから納入した商品が中心でとくに輸入豚を強く訴求しており、メキシコ産、スペイン産を扱う。鶏肉は店内加工で、岡山県産「森のなごみ鶏」のほか福岡県産の地鶏」を揃える。

 日曜に店舗を訪れると、開店時こそ商品は豊富に並べられていたが、14時過ぎになると売場に品切れ商品が目立ちはじめ、16頃には全商品の約8割は売れてしまっていた。どのコーナーもまんべんなく売れており、改めて精肉がロピアの看板部門であることを思い知らされる。

和泉中央店の売場レイアウト

●日配
売れ筋中心の堅実な商品構成

 和日配は正面壁面の4尺24本のスペース売場を展開する。取り扱い商品および価格は、直近の新店である「新長田店」(兵庫県神戸市、22年5月オープン)とほぼ同じで、堅実な商品構成となっている。

 商品を見ていくと、豆腐コーナーでは最下段で「マルツネ・生絞り豆腐150g×3パック」(129円)、「山食・なめらか絹豆腐150×3パック」(79円)など3Pパック商品の販売二力を入れる。納豆は「タカノフーズ」を軸とした商品構成で、麺は「池上製麺・るみおばちゃんのおうどん3人前」(499円)から「イシメン・自慢のうどん180g×3食」(99円)などこだわり商品から価格訴求商品までを揃えるバランス型の構成としているようだ。冷凍食品と和日配の“つなぎ”として展開するのが洋日配で、卵、ヨーグルト、プリン。ゼリー、豆乳、果汁飲料、牛乳の並びで87尺のスペースを割いている。

 

●冷凍食品・加工食品
際立つ丸越醸造の存在感!

 冷凍食品の取り扱い商品は既存店とほぼ同じだが、和泉中央店では業務用コーナーを設け、コロッケやロースカツなど大容量商品9品目を扱っていた。催事コーナーでは、「爆買いしませんか」と記した袋に冷凍食品2~3個を入れるなどバンドル販売に力を入れる。平場の冷凍ケースでは、各商品にメッセージを添えており、たとえば「ニチレイ・本格炒め炒飯450g」には「世界一売れている冷凍炒飯」と記したPOPを添えるなど、商品のセールスポイントが一目でわかるようにしていた。

 加工食品売場は売場スペース構成比21%(歩測)と、「新長田店」の33%と比較すると大幅に縮小させており、催事の展開も少なく、全体的に品揃えを絞っているのは間違いなさそうだ。

 それでも、「たれ」「韓国食材」「米」などにはスペースを割いており、とくに売場内で、傘下の丸越醸造の商品が目を引いた。調味料も丸越醸造の商品を軸とした棚割りになっており、売場内で強くアピールされていた。

 最近の新店で力を入れる韓国食材も健在で、3尺13本で「即席麵」「スープ」「スナック菓子」などをラインナップし、どの商品もよく売れていた。韓国食材はすっかりロピアの定番になったといってよさそうだ。

1 2

人気記事ランキング

© 2022 by Diamond Retail Media