ライフ、自然派PB ビオラルの売上を、30 年度に現在の4 倍にする戦略とは
ライフコーポレーション(大阪府/岩崎高治社長:以下、ライフ)は10月7日、自然派プライベートブランド(PB)「BIO-RAL(ビオラル)」の事業説明・商品発表会を開催した。同事業では今後、「商品力の強化」「店舗拡大」「人材育成」を推進しながら、「2030年度に売上高400億円」という意欲的な目標の実現をめざす方針。その具体的な道筋についてレポートする。
「BIO-RAL事業本部」を新設、独立運営の体制を構築
「BIO-RAL」は、「オーガニック」「ローカル」「ヘルシー」「サステナビリティ」の4つをコンセプトとするライフの自然派PBである。同ブランドでは、農薬や化学肥料だけでなく、添加物を極力使用せず、環境に配慮した商品開発を進めてきた。
現在、BIORALで取り扱う商品の数は24年度上期末時点で382SKU。同事業上期売上高は対前年同期比33%増の44億5100万円、売上高構成比は1.1%を占めるまでに成長している。
BIO-RALの商品はすでにライフのほぼ全店でコーナー展開されているほか、同ブランドの商品を中心に自然派・オーガニック商品を専門に扱うフォーマットとしての「ビオラル」の出店も加速させている。1号店として16年に「ビオラル靭店」(大阪府大阪市)、20年には首都圏でも初めて「ビオラル丸井吉祥寺店」(東京都武蔵野市)を開業。
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