売上拡大が続くロカボ商品!売上データから分析する、さらなる販売強化のポイントとは?

日本食研ホールディングス株式会社 食未来研究室 専任課長:児玉 一穂
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コロナ禍での健康志向の高まりも相まって、近年も注目度が増している糖質制限食やロカボ商品。POSデータからどのような人がどういったタイミングで購入しているのか、購入者のニーズを分析し、生活者の関心データと併せてみることで、ロカボ商品の仕掛けるタイミングや販促方法の最適解を探った。

糖質制限、ロカボに対する生活者の関心の推移と直近の売上推移

 「糖質」「ロカボ」という言葉に対して、生活者はどのように関心を持ってきたか、Googleの検索推移を調べてみると、「糖質」は2011年頃から検索が急上昇、「ロカボ」は15年頃から伸びており、両者ともに直近も安定して検索されている。

健康のイメージ
ロカボ商品はコロナ禍での健康志向の高まりも相まって、近年も注目度が増している。 i-stock/maruco

 一方、食品スーパー(SM)でのロカボ商品の売上はどのように変化しているのだろうか。今回ロカボ商品を分析するにあたっては、商品名に「糖質」「ロカボ」を含むものに加えて、パッケージなどでこれらを謳っているもののうち、とくに売上の大きいものを抽出した。

 【図1】はロカボ商品の千人あたりの月別売上推移である。どの月も前年の売上を上回っており、大きく伸びていることがわかる。20年2月頃から売上が加速して伸びている背景には、コロナ太り解消や健康意識の高まりからロカボ商品を選ぶようになってきていることがあるかもしれない。

【図1】ロカボ商品の月別売上推移
出所: ㈱KSP-SP「KSP-POS」より食未来研究室作成 ロカボ商品は全カテゴリーより商品名に「糖質」「ロカボ」を含む商品群と 低カロリー甘味料、菓子カテゴリーより低糖質を謳った売上の大きい商品を抽出

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