バイヤー必見！今行くべき専門店　原価高騰下の注目素材！お米を使ったメニューの人気店編

②米料亭が提供するフルコース
「銀座米料亭 八代目儀兵衛」

こちらは徹底的にお米にこだわり、お米にフォーカスしたコースを提供する米料亭だ。
厳選されたお米を保管方法から、炊き方、食べ方まで…いちばんおいしい状態で提供。コースでは、お粥から始まり、おこげなどのアレンジ料理、〆には炊き立ての銀シャリが味わえる。ソースやスイーツにまでお米が使われており、お米の楽しみ方のバラエティを教えてくれる。お肉料理でさえ、あくまでも肉は添え物で、主役はお米だ。あらためてお米の魅力を感じるべく、一度は訪問してほしいお店だ。

店舗名　　　「銀座米料亭 八代目儀兵衛」
所在地　　　 東京都中央区銀座5丁目4番15号 エフローレ銀座 1階
営業時間 　　昼の部 11:00～14:30（最終入店）
　　　　　　 夜の部 18:00～22:00（閉店）
定休日             水曜日

③米と日本酒のペアリングを味わう
「酢めしゆう」

　鮨といえば、新鮮な素材が主役になりがちだが、こちらのお店は、店名にもあるとおり“酢めし”にこだわり、主役とした鮨店だ。

　カジュアルな雰囲気で、古木感のあるカウンターが設置された店内で、北海道出身の店主が目利きした素材のおいしさは言うまでもなく、是非とも酢めしのうま味を味わってほしい。
食事のスタート時間に合わせて、南部鉄釜でふっくら炊き上げた米を使った、赤酢、白酢の2種類のシャリを合わせ、海苔と一緒に提供される。

　つづいて、それぞれの素材に沿って2種のシャリを合わせた握りが提供される。脂の乗ったトロには、酸味のある熟成された日本酒をペアリングすることで余計な脂を流すなど、酢めしだけではなくおいしく頂ける工夫が施されているのだ。
酢めしに、原料に米を使った日本酒…まさに米にこだわり抜いており、酢めし、握りの素材、日本酒のペアリング、ならぬトリプリングを味わってほしいお店だ。

店舗名　　　　「酢めしゆう」
所在地　　　 　沖縄県那覇市久茂地2-6-16 リバーサイドテラス久茂地 2F
営業時間 　　   １部：17:00～、２部：19:00〜
定休日                日曜日

「ホットペッパーグルメ外食総研」上席研究員
有木 真理（ありき・まり）

リクルートライフスタイル沖縄の代表を務めると共に、ホットペッパーグルメ外食総研の上席研究員として、食のトレンドや食文化の発信により、外食文化の醸成や更なる外食機会の創出を目指す。自身の年間外食回数300日以上。ジャンルは立ち飲み～高級店まで多岐にわたる。趣味はトライアスロン。胃腸の強さがうりで1日5食くらいは平気で食べることができる。「ホットペッパーグルメ外食総研」https://www.hotpepper.jp/ggs/