【特別編集版】発表!世界の小売業売上高ランキング トップ企業の顔ぶれ、日本企業の順位は?
積極的出店で「リドル」の運営企業が成長!
続く4位は、ハードディスカウンターの「リドル(Lidl)」やディスカウントストアの「カウフランド(Kaufland)」などを運営するドイツのシュ
ヴァルツグループ( Schwarz Group)。同社の21年度の小売売上高は、年度中に行った約550店舗におよぶ積極的な出店政策により、同5.5%増と好調だった。他方、EC売上比率は現状で1%程度だが、売上高ベースでは19億ドルの規模を誇っている。
そして5位にランクインしたのは、米ホームセンター最大手のホームデポ(Home Depot)。21年度の小売売上高は同14.4%増と2ケタ成長を示し、上位10社では3番目に高い伸びだった。また、クリック&コレクト(店頭受け取り)・宅配からなるEC売上高は前年度から9.4%増、売上比率は13.7%を占めるなど、こちらも高い成長率となっている。
上位10社でこのほか特筆すべきは、京東が同25.1%増の1264億円の小売売上高をたたき出し、前年度から順位を2つ上げて7位に躍り出た点だ。同社の成長率は250社全体で見てもトップ10社に入るレベルである。