コメリ決算、ハード&グリーン業態が苦戦して増収増益も微増

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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コメリ
春先の気温低下や記録的な暖冬少雪などの影響で季節商品が低調に推移したことで、増収増益をはたしたものの微増に留まった。

 コメリの2020年3月期連結ベースの決算は、売上高に相当する営業収益が前年同期比0.5%増の3485億円、営業利益が1.9%増の184億円だった。増収増益をはたしたものの微増に留まり、期首初めの予想からは売上高は95億円、営業利益は16億円の下振れとなった。1月の第3四半期決算のときに下方修正を発表していたが、売上高はそこからさらに8億円下回ったが、営業利益は3億円増となった。

 春先の気温低下や記録的な暖冬少雪などの影響で季節商品が低調に推移したことで、家電・レジャー用品、インテリア・家庭用品が伸び悩んだ。

 業態別では、パワー業態が新店効果もあり全店ベースで9.2%増、既存店ベースで2.4%増と伸びたが、ハード&グリーン業態のうち、旧ホームセンターが全店ベースで1.8%減、既存店ベースで2.4%減、旧ハード&グリーン業態が同2.3%減と2.2%減と苦戦した。全業態合計の既存店ベースの売上高も1.1%減だった。

 21年3月期は、営業収益3530億円(1.3%増)、営業利益190億円(2.9%増)、経常利益191億円(2.6%増)、当期純利益は113億円(5.4%減)を見込んでいる。新コロナウイルス感染への影響について、決算短信では来店客数や売上高などに特段の影響があるとは想定していないとしているが、予断を許さない。

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