週刊スーパーマーケットニュース ライフ本一色店がオープン

2019/07/26 05:00
ダイヤモンド・チェーンストア編集部

1週間のスーパーマーケットに関するニュースをまとめた『週刊スーパーマーケットニュース』。今週は3店舗のオープンがメーン記事。共通点は、生鮮の地産地消、手軽・簡単・便利・使い切りサイズの商品が強化されていることだ。多忙な顧客や料理・調理時間を節約したい顧客にとってはありがたいことだが、メニュー提案や料理レシピの積極的な紹介も、食への興味をそそる演出要素として忘れてはならない気がする(7月19日~25日の記事をまとめました)。

 

①ヤオコー
「東松山シルピア店」を開店

 7月26日、埼玉県東松山市に「ヤオコー東松山シルピア店」を開店する。複数の商業施設が隣接する「東松山ショッピングスクエアシルピア」への出店で、163店舗目となる。

 商圏特徴は、3km圏内ではボリュームゾーンが40歳代で、1km圏内は70歳代の割合が埼玉県の平均より高くなっている。1km圏内に5,000世帯、3km圏内に1万5,400世帯が居住する。

 「毎日の食事が“楽しくなる”店〜<旬のおいしさ>と<安さ>をベースに実現しよう!〜」がストアコンセプト。各商品売場のポイントは、以下の通り。

 生鮮部門では、精肉で牛ステーキ肉を強化。おかずからご馳走までのステーキ売場をつくりあげた。しゃぶしゃぶコーナーでは曜日に合わせた展開を実施。平日は「おかず」としての提案、週末は銘柄豚や牛しゃぶを強化することで、家庭で手軽にしゃぶしゃぶするシーンを提案する。鮮魚は、近海魚と刺身で圧倒的な「旬」の打ち出しを行い、顧客に魚の美味しさをアピール。また、専任のお客さま係を配置して、食べ方の提案、試食販売を通して「旬のおいしさ」を伝えていく。野菜は、頻度品の単品量販を行い、安さ感・鮮度感が伝わる売場を実現する。果物は、今一番美味しい商品を平台トップで展開するとともに、はしり商品を早期に展開することで季節感・グレード感を打ち出し、楽しい売場づくりを行っていく。

 デリカ部門では、惣菜はランチニーズに対応した米飯商品を拡大。また、夕方にはワンコインのおかずや名物の「東松山みそダレ焼とり・かしわ串」を展開し、昼・夕のおすすめがわかりやすい売場を目指す。冷惣菜では、原料・味にこだわったデリカ生鮮センター製商品の味を知ってもらい、「ヤオコーにしかないおいしさ」を伝えていく。寿司売場は、丼や地域の味「味噌焼きおにぎり」を中心にランチニーズに応え、値頃感ある種類を豊富に用意。握りコーナーでは、夕方以降は子育て世代に向けて、大型パック寿司を展開していく。インストアベーカリーでは、試食販売、単品量販などで食事が楽しくなる工夫を施す。ピザはランチ・夕食ニーズに応え、毎日焼きたてのおいしさをアピールするほか、家族でシェアできるハーフ&ハーフ商品も強化する。

 グロッサリー部門は、日配ではナチュラルチーズやヤオコーオリジナル商品「フクユタカ」をはじめとした豆腐などの水物を強化。ドライ食品は、調理を簡単に済ますことができるスパイスなどの専用調味料を種類豊富に品揃えし、生鮮の旬と連動したメニュー提案で季節感を打ち出していく。酒は直輸入ワインの特設売場を常時展開する。

  • 所在地・・・・・・・埼玉県東松山市松葉町4-3-18
  • 売場面積・・・・・563坪
  • 年間売上・・・・・初年度16億円(予定)
  • 駐車台数・・・・・426台
  • 従業員数・・・・・正社員17名/パートナー・ヘルパー・アルバイト延べ110名

 

②ヨークベニマル
「東海店」オープン

 茨城県東海村に7月26日オープンする「ヨークベニマル東海店」は、同社228店舗目となる。新築の住宅が増え、子育て世代が多く住む地域への出店となった。

 商品売場の特徴は以下の通りだが、特に地産地消や簡便商品、少量使い切りサイズ商品の展開を重視した。

 生鮮食品では、鮮魚売場は特にマグロにこだわり、切り立て、作り立ての刺身を提供する。また、近海の丸魚の調理や商品の量目変更にも対応する。精肉売場は、「常陸牛」をはじめ黒毛和牛など地域商品を揃える。さらに、ハンバーグや焼肉商材の品揃えに加え、ローストビーフなど生食コーナーも充実させた。

 青果部門では、茨城県産の農産物の仕入れを強化し、近隣農家の新鮮な野菜を毎日提供。カット野菜やサラダも豊富に取り揃えた。

 少人数の家族でも無駄なく買物ができる工夫も施されている。少量使い切り商品の提案を積極的に展開していくが、簡便商品として、鮮魚の「骨なし商品」や「フライパンメニュー」、若い世帯が多いことを意識して惣菜の品揃えも強化した。また、夕方以降に来店する顧客にも「出来立て・作り立て」商品や、レンジアップなどの簡便商品を訴求。手軽・簡単・便利のメニュー提案に力を入れ、経済的かつ美味しいレシピも紹介しながら、365日の献立の手伝いをしていく。

  • 所在地・・・・・・・茨城県東海村水戸・勝田都市計画事業東海中央土地区画整理事業53街区1-1
  • 商圏・・・・・・・・・1km圏内人口約1万838人(4,595世帯)
  • 売場面積・・・・・593坪
  • 年商見込・・・・・13億円
  • 駐車台数・・・・・158台
  • 従業員数・・・・・正社員15名/地元新規採用65名

 

③ライフコーポレーション
「本一色店」オープン

 7月24日、東京都江戸川区に「ライフ本一色店」がオープンした。首都圏では119店舗目となり、近畿圏と合わせて273店舗となった。

 店舗から1km圏内は単身世帯比率が43.0%、2人世帯が24.8%と全体の7割弱が少人数世帯。年齢別の人口構成では70歳代が16.6%、次いで40歳代が16.3%を占める。1km圏内の人口は約5万1,000人(約3万3,000世帯)で、過密地域への出店となった。

 店舗の特徴は、①出来立て・作り立て!惣菜の手作りおにぎり、②鮮度のよい商品をお届け!、③小量目〜大量目までニーズに合った品揃え、④保存に便利な冷凍食品・簡単調理食品、の4つに凝縮される。

 ①については、店内で炊き上げたご飯で作る手作りおにぎりを惣菜売場で提供。インストアベーカリー「小麦の郷」ではカレーパンやアップルパイ、ピザなどを1日の焼き上げ回数を増やして出来立ての商品を提供していく。②は、東京育ちの新鮮野菜や有機農産物を「ひだまりの舞」で取り扱ったほか、水産の対面コーナーでは魚や貝などを豊富に品揃えし、調理サービスも実施。③については、刺身コーナーで1人前の少量パックを用意する一方、畜産はファミリーパックコーナーで牛・豚・鶏肉など大容量パックを品揃えした。また、カットフルーツは食後のデザートを意識して少量サイズも用意した。④では、フライパンひとつで簡単に調理できる便利なキット(オールインワンミールキット)、主食・主菜がワンプレートで揃うライフオリジナルの冷凍弁当なども提供していく。

  • 所在地・・・・・・・東京都江戸川区本一色1-26-4
  • 売場面積・・・・・374坪
  • 年間売上・・・・・18.5億円(目標)
  • 駐車台数・・・・・38台
  • 従業員数・・・・・社員14名/パートナー60名

 

④ベルク
「前橋北代田店」を開店

 7月24日のオープン。生鮮食料品はおいしく安心・安全な鮮度のよい商品を、毎日使う加工食品や日用雑貨は低価格で提供していく。

  • 所在地・・・・・・・群馬県前橋市北代田町30-1

 

⑤コープデリ連合会
電力供給件数が5万件に到達

 連合会に加盟する4生協(コープみらい、いばらきコープ、とちぎコープ、コープぐんま)が組合員に供給する『コープデリでんき』の電力供給件数が、7月1日現在で5万件に到達した。『コープデリでんき』は再生可能エネルギー比率の高いFIT電気で、約85%が再生される。連合会では、物流センターなどに設置した太陽光発電施設の電気を積極的に活用してもらい、電気の地産地消を推進している。

 

⑥マックスバリュ西日本
有料レジ袋収益金を贈呈

 広島県内のマックスバリュ、ザ・ビッグ35店舗のレジ袋の販売収益金約40万円を、7月23日に公益社団法人広島県みどり推進機構に贈呈した。県内の環境保全活動に役立てられる。

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