価格差1.4倍!?コスモスVSクスリのアオキVS 地場スーパーでみえた最強コスモスの実体

調査・文:矢野清嗣
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コスモス大

北陸地方といえば、クスリのアオキホールディングス(石川県:以下、クスリのアオキ)やGenky DrugStores(福井県:以下、ゲンキー)など生鮮を含む食品強化型のフード&ドラッグが乱立するエリア。西日本に比べるとそれほど多くはないが、コスモス薬品も北陸3県で計30店舗超を展開している。そこで本稿では、コスモス薬品を含む各チェーンがしのぎを削る福井県鯖江市を訪問。「コスモス薬品VS生鮮強化型フード&ドラッグ」を主な軸として、競合状況を調査した。
(調査日:2022年9月3~5日) ※本文・表中のコスモス薬品の価格はすべて税込、それ以外は税抜

人口増加する注目マーケット

 メガネの名産地として知られる鯖江市は、県内トップの人口増加率と人口密度で知られる街だ。

 今回の調査では、鯖江市内でもとくに至近距離で激戦を繰り広げている「ディスカウントドラッグコスモス小黒町店」「ゲンキー鯖江西店」「クスリのアオキ小黒店」の3店舗に加え、2021年11月に食品スーパー(SM)との融合店舗としてオープンした「ウエルシア鯖江上河端町店」を調査。さらに、これらフード&ドラッグとの競争に巻き込まれているであろう地場SMとして、福井県民生活協同組合(福井県)の「ハーツさばえ」、富士屋(同)の「ハニー住吉店」も調査対象に加えた。

コスモス売場印象

ディスカウントドラッグ コスモス小黒町店

「DgS要素」を前面に打ち出す

ディスカウントドラッグ コスモス小黒町店
ディスカウントドラッグ コスモス小黒町店
●所在地: 福井県鯖江市小黒町3-702
●売場面積: 1674㎡
●開店日: 2020年1月11日
●営業時間: 10:00~21:00
●駐車台数: 71台

 まずはコスモス薬品の「小黒町店」の売場を見ていこう。同店が位置するのは、市内への玄関口であるJR北陸本線「鯖江」駅から北西へ1.7kmほど離れた県道229号線沿いの場所である。この県道は鯖江市内では国道8号線と並行する、比較的クルマどおりの多い道路であり、後述する他のDgSやSMも店を構えている。

 売場の前に、小黒町店のチラシについて言及しておきたい。コスモス薬品では通常表面で食品をメーンに掲載していることが多いのだが、調査した期間の小黒町店のチラシを見てみると、表面には医薬品が大きく取り上げられていた。

 そのうえで売場に足を踏み入れてみると、入口から

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