柚、モリンガ、機能性飲料…、MDの参考にしたい! 世界が注目するホールフーズの食トレンド予測2022

2022/03/18 05:55
    「Food Clip」編集部
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    4.Hibiscus in Happening(ハイビスカスがきてます)


     ハイビスカスはお茶の世界では長い歴史があり、人々のビタミンCの摂取源でした。そして現在、食のプロデューサーたちが、甘くぎゅっと酸っぱい風味をフルーツスプレッドやヨーグルトなどの多くの料理に活用。飲料生産者たちは鮮やかなピンク色を活かし、クラフトドリンクを作っています。

    5.Buzz-less Spirits(ノンアルスピリッツ)


     2021年、低アルコールスピリッツの歴史的な売上を私たちは経験しました。パンデミックのなかで、ミレニアル世代やZ世代では「アルコール離れ」が起き、この傾向は簡単に変わらないと予想しています。洗練された味を持つノンアルコールのカクテルのラインナップの世界に足を踏み入れてみてください。

    6.Grains that give back(地球に優しい穀物)

     穀物は再び環境に着目し、健康な土壌を育む栽培方法と農業プロセスを通じて栽培されたものが人気となるでしょう。「ザ・ランド・インスティテュート(The Land Institute)」が開発した甘く、ナッツのような風味と長い根を持つ多年草の穀物「カーンザ(Kernza®」) は、養分循環と土壌の生態系にとても役立ちます。 シリアルやビールに使用されているので、ぜひ探してみてください。

    7.Seize the sunflower seed(ひまわりの種を楽しむ)


     メジャーリーガーのベンチのお供に欠かせないひまわりの種は、ホームランやダブルプレーを盛り上げたのち、球場を抜け出して、クラッカーやアイスクリーム、クリームチーズに滑り込んで行きました。豊富なたんぱく質と不飽和脂肪酸を含むこの小さな巨人は、21世紀のおやつにゲームチェンジをもたらすでしょう。ひまわりの種を使った商品のほとんどは、ナッツ不使用。アレルギーフレンドリーで学校へのおやつにぴったりなのです。

    ※アメリカではナッツアレルギーへの配慮として、ほとんどの学校でナッツの持ち込みを全面禁止しています。

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