辞めようが、辞めまいが、復活する

2010/02/24 00:00
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 トヨタ自動車の大規模リコール(回収・無償修理)問題に関する米国議会の公聴会がワシントンにて合計3回開かれる。豊田章男社長は、(1)欠陥隠し疑惑と(2)電子系統欠陥という2つの問題を追及されることになる。

 

 デトロイトに居住し、自動車工学の研究する傍ら、大学で教鞭をとる友人にこの一連の問題に関する感想を聞くと大変面白い見方を示してくれたので、以下に再現したい。

 

 「トヨタは米国市場ではナンバーワン企業にならないように努めてきた。米国の強さの象徴であるGMを超えることがないように注意を払いながら成長戦略を練ってきたのだ。しかし、ライバルが勝手にこけてしまって、俄然、トヨタ1社が目立つ存在になってしまった。米国民はそれだけで面白くない。それは誤算だったはず。そして、最悪のタイミングでリコール問題が起こった」。

 

 「しかし、米国にはトヨタファンがたくさんいる。今回のリコールではその地位が揺らぐことはない。だが、どこかで落とし前は、つけなければいけない。その場所こそが公聴会だ」。

 

 「トヨタは結果としてうまくいくだろう。技術担当の副社長がわけのわからない対応で批判を集め、その後に、トヨタの名字を持つ社長が米国に赴く。社長がその器であろうとなかろうと、辞任をしようとしなかろうと、米国国民の感情は、それで晴れる。米国は賞罰を徹底する国だからだ。それが終わればノーサイド(試合終了)、トヨタも公聴会を契機に復活を遂げるだろう」。

 

 さて、どうなることやら?

 今日、2月24日(現地時間)に第一回の公聴会が始まる。

 

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