働くママが家から5分のスーパーマーケットに行くのも”時間のムダ”と感じる理由

2019/04/12 05:00
森下和海

Eコマースの成長により、購買チャンネルが豊富な現代。家庭を担う主婦(主夫)は、どこで何を買っているのだろうか?毎回その人の1週間の買い物行動を詳細に聞き取り調査!買い物をのぞいてみると、いまの暮らし、価値観が見えてくる。リアル店舗の生き残りのヒントが見つかるかもしれない事例紹介、第1弾。

 

取材対象者のプロフィール

フリーライター 花名さん(仮名・44才・女性)
お住まい:
東京都町田市
家族構成:
夫(会社員44才)・長女(9才)・長男(6才)、ペットのウサギ・インコ
リアル店舗環境:徒歩5分の場所にローソン、自転車で5分のところに三和(SM)、車で10分ほど行くと、アメリアショッピングセンター、カインズホームなどがある。

 

食品は生協の宅配。米はふるさと納税で調達

生協はスーパーに比べて割高だが、食べるとおいしいのと安心感がある
生協はスーパーに比べて割高だが、食べるとおいしいのと安心感がある

 毎週、月曜日は加入している「自然派くらぶ生活協同組合」の宅配日。

 この日までに注文書を記入しておかないといけないのですが、毎週だいたい忘れています。午前11時、今週も宅配員さんが鳴らすチャイムの音で注文書のことを思い出して、あわてて記入。いつも買っている一週間分の牛乳5本(1本/240円税抜き、以下同)とたまご(15個パック/458円)。お気に入りの生産者・農家の飯野さんがつくったプチトマト。飯野さんのつくる野菜はびっくりするほどおいしくて、この名前を見つけると買ってしまいます。今週は特別商品として、飯野さんがつくった寄せ豆腐があったので、そちらも注文。

 生協は近所のスーパーに比べて割高です。でも、やはり食べるとおいしいのと、生産方法や生産者が詳しく紹介されている安心感から、食品はなるべく生協で購入するようにしています。牛乳5本など、まとまると重たい商品を自宅まで届けてもらえるのでありがたいです。ちなみに主食の米は、夫がふるさと納税や株主優待を使って取り寄せてくれるので、購入しなくなりました。

 火曜日。都心にある出版社の企画会議に出席。編集部で仕事をして帰りは遅くなることが多いので、学童と保育園の送迎は母に頼んでいます。夕食も母が準備してくれます。材料は母が実家から来るときに、通り道にあるCoopに立ち寄り購入。あとで、レシートを受け取り、1か月分まとめて材料費を返しています。

 母が来てくれるのは、出社する火曜日と木曜日の週2回。それ以外の日に取材が入ったり、編集部に行かないといけない時は、ファミリーサポートさん(1時間700円)や義理の姉を頼っています。ファミリーサポートさんは、頼めば材料費だけで夕食を準備してくれます。このように誰かに夕方の送迎を頼む日、私は仕事で忙しいので買い物に行くことはありません。

 

服はレンタル。店員さんが寄ってくるアパレルショップが苦手

 水曜日は、自宅で原稿書きや編集作業。午前中にAmazonから、取材資料の本やペットのエサ(粟穂500g1450円)、食洗器の洗剤(フィニッシュ タブレットパワーキューブ ビックパック150回分1231円)が届く。日用品などは足りないことに気づいた時に、アマゾンに注文。自宅で仕事をする日に届くように設定しています。

お店に行くのも物が増えるのも苦手な私は、air closetを利用
お店に行くのも物が増えるのも苦手な私は、air closetを利用

 夕方には、衣料品レンタルサービス「aircloset」のボックスが届く。スタイリストが選んだ服が3着、月に一回届くコースを頼んでいます(月額6800円)。「洋服を買うのが大好き」「ストレス発散になる」という女性は多いと思うのですが、私は逆。たくさん陳列された中から自分に似合う服を探し出すのは大変だし、悩んでいる時に店員さんから声をかけられると逃げ出したくなります。おしゃれなお店で買い物するのに気後れするのです。

 でも仕事上、それなりにおしゃれにしないといけないので(実際、おしゃれかは別問題)、このサービスを頼みました。スタイリストが選ぶ3着は、自分では絶対選ばない服もあって新鮮です。3着だけで1カ月、過ごせるわけではないので、手持ちの服とのあわせて着回します。子供の服や夫の服は、ワンシーズンに一回くらいアウトレットモールに行き、まとめて購入しています。

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リアル店舗で行きたくなる唯一の店は、あの人気ホームセンター

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