年1.3%増、2期ぶりプラスへ=昨年10〜12月期GDP改定値―民間予測

時事通信社
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都内の交差点を渡る人々
(i-stock/CHUNYIP WONG)

 民間シンクタンク10社による2023年10〜12月期実質GDP(国内総生産)改定値の予測が4日、出そろった。平均値は前期比0.3%増(速報値は0.1%減)、この成長ペースが1年続いた場合の年率換算で1.3%増(同0.4%減)。速報値から上振れを見込む設備投資がけん引し、2四半期ぶりのプラスに転換する見通しだ。改定値は11日に内閣府が発表する。 

 設備投資は前期比2.6%増(同0.1%減)と3四半期ぶりのプラスを予測。財務省が4日発表した昨年10〜12月期の法人企業統計調査(季節調整済み)で、金融業と保険業を除く全産業の設備投資額が前期比10.4%増と大幅に伸びたことを反映させた。

 一方、公共投資は0.8%減(同0.7%減)とわずかに下方修正を見込む。

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