東海道新幹線で荷物輸送=法人向け、東北、山陽とも連携―JR東海

時事通信社
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東京駅に入線した新幹線の車両。
写真は東京駅に入線した新幹線の車両。(時事通信社)

 JR東海は15日、東海道新幹線で法人向けの即日荷物輸送サービス「東海道マッハ便」を開始すると発表した。医療関係品や精密機器部品、生鮮食品などを想定し、4月以降、準備が整い次第始める。東北新幹線や山陽新幹線などで同様のサービスを実施しているJR東日本、西日本、九州各社とも連携し、広範囲での即日配送を目指す。

 1日の最大便数は東京―名古屋で26本、東京―新大阪は22本で、「こだま」の11号車にある業務用室を活用する。1回当たり段ボール箱40箱相当分の荷物を運べるという。

 JR東海の丹羽俊介社長は15日の記者会見で、「東海道新幹線の安全、正確、高速、高頻度で揺れが小さいという特性を生かす」と強調した。ただ、新幹線利用客の多さなどを指摘した上で、取り扱い荷物の大幅拡大には慎重姿勢を示した。

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