ローソン、弁当・総菜などの配送を1日3回から2回に 全国で統一

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ローソン配送トラックの画像
チルド・定温商品の店舗配送を深夜から早朝と午後の2回に集約する

 ローソンは2023年12月から順次、弁当や総菜、サンドイッチなどチルド(5℃前後)・定温(20℃前後)の温度帯で配送・販売する商品の店舗への配送回数を1日3回から2回に変更する。

 働き方改革関連法が24年4月から運送業などにも適用され、配送ドライバーの時間外労働時間が年間960時間に制限されることから、ドライバー不足などが生じる「2024年問題」が懸念されている。

 ローソンでは配送回数を減らすことでドライバー不足に対応するとともに、コスト抑制や二酸化炭素(CO2)排出量の削減につなげる。今回の取り組みにより、店舗配送に関わるCO2排出量を約8%削減できる見込みだ。

 ローソンでは現在、全店舗の約7割が集中する札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5大都市周辺エリアで1日3回、その他のエリアで1日2回の配送を行っている。5大都市周辺エリアでも23年12月から24年3月にかけて順次、配送回数を2回に減らしていく。

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