【ニッセンHD】 新社長に脇田取締役、現社長・副社長は辞任

2016/08/31 00:00
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 セブン&アイ・ホールディングス(HD)傘下のカタログ通販大手、ニッセンHD(京都市)は脇田珠樹取締役(44歳)が社長に昇格する人事を決めた。就任は9月27日付け。

 

 市場信行社長(62歳)とセブン&アイHDが派遣している永松文彦副社長(59歳)、筑紫敏矢取締役常務執行役員CFO(51歳)の3人は辞任する。

 

 ニッセンHDは3期連続の最終赤字を計上するなど深刻な業績不振に陥っており、セブン&アイHDは11月1日付けで同社を完全子会社化する予定。経営体制を一新して業績の立て直しを図る。

 

 市場社長が兼務している中核事業会社ニッセンの社長には、ニッセンの羽渕淳執行役員営業統括本部生産調達本部長(50歳)が就任する。

 

 ニッセンHDの新社長に就く脇田氏は、ニチメン(現・双日)、ゼネラル・エレクトリック・インターナショナル・インクを経て、2003年にニッセンHDに入社。06年執行役員経営企画室長、08年に取締役となり、広報企画室長やコーポレートマーケティング統括を歴任、14年2月からは経営企画本部長を務める。

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