【ココカラファイン】 4~9月期の営業利益は5.3倍、既存店9%増収

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 ドラッグストア大手のココカラファイン(横浜市)の2015年4~9月期の連結営業利益は、前年同期比約5.3倍の53億円となった。

 前年は消費増税の影響で売上げが落ち込んでいたことから、その反動もあって既存店売上高が9.1%増と大きく伸び、これが大幅増益につながった。同社は年間70店舗を目標に既存店の改装を進めており、4~9月には41店舗の改装を実施した。

 また、新規出店を9店舗に抑えると同時に不振の31店舗を閉鎖。既存店の収益性が向上した。9月末時点での店舗数は1319店舗となった。

 夏物商材・新製品などの積極導入、訪日外国人向けの販売促進なども効果を上げ、連結売上高は8.9%増の1867億円となった。

 同社は8月26日に通期業績予想の上方修正を発表しているが、この予想を据え置いた。16年3月期連結業績は売上高が前期比4.8%増の3660億円、営業利益が約2倍の88億円を見込んでいる。

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