ウォルマート、アウトドア宿泊施設運営業者と提携しミニ店舗を出店

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室
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ウォルマートがアウトドア宿泊施設運営業者と連携したミニ店舗
アウトドア用品や生活雑貨などを取り扱うミニ店舗「ザ・ゼネラルストア・バイ・ウォルマート」の出店を始める

 米ウォルマートは、アウトドア宿泊施設運営のゲッタウェイ(Getaway)と提携し、アウトドア用品や生活雑貨などを取り扱うミニ店舗「ザ・ゼネラルストア・バイ・ウォルマート(The General Store by Walmart)」の出店を始める。

 今夏から「アウトポスト」(駐留所)と呼ばれるゲッタウェイの宿泊施設の敷地内に出店を開始する。商品はゲッタウェイの社員がウォルマートから仕入れる。取扱商品は、フィルムカメラ(レンズ付きフィルム)やアウトドア用品、ハイキング用品、キャンプ・レジャー用品、生活雑貨など。ウォルマートの商品だけでなく、地元小売店の商品も取り扱う。

 8月中にテキサス州で1号店を出店した後、コネチカット州やカリフォルニア州、ニューヨーク州などに順次広げる。ゲッタウェイは大都市から車で2時間以内の自然豊かな環境に計19カ所のアウトポストを展開している。

 各アウトポストには、キャビンと呼ばれる小さな山小屋風の宿泊棟が点在している。Wi-Fiや携帯電話は利用できない環境となっており、日常生活のストレスからの解放をコンセプトとしている。キャビンの数は現在780以上あり、稼働率は年間平均で84%以上に達するという。同社は2022年末までにアウトドアポストを28カ所に増やす計画だ。

 ウォルマートはザ・ゼネラルストアの出店記念キャンペーンとして、アウトポストの宿泊者に今後1年間、Eコマースの配送料が無料となる有料会員プログラム「ウォルマート+(プラス)」の無料トライアルを提供する。

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