東急百貨店本店跡に36階建ての複合施設、小売りやホテル、賃貸住宅など

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「渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト」の外観
「渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト」の外観イメージ

 東急や東急百貨店など3社は7月21日、2023年1月末で営業を終了する東急百貨店本店(東京都渋谷区)の跡地に地上36階建ての高層複合施設を建設すると発表した。27年度の完成を目指す。

 計画名は「渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト」で、仏LVMHグループの不動産開発投資会社L Catterton Real Estate(LCRE)を含む3社が共同で計画を進める。ライフスタイル提案型のリテール(小売り)、小規模な高級ホテル、賃貸住宅などで構成される複合施設となる。

 開発計画は、隣接する複合文化施設「Bunkamura」と一体で進める。Bunkamuraは大規模改修のため、コンサートホール「オーチャードホール」を除いて23年4月上旬から休館し、渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクトの開業と同時に営業を再開する。

 計画地の敷地面積は1万3675㎡(Bunkamuraを含む)で、プロジェクト全体の延床面積は11万7000㎡。新築する36階建てビルの高さは164.8mとなる。建築デザインは、ノルウェーの建築・デザイン事務所「スノヘッタ」が担当する。

 ホテルは、スワイヤー・グループが中国・香港で展開しているブランド「ザ・ハウス・コレクティブ(The House Collective)」が入居する予定。日本には初進出となる。

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