カカクコム、ゼンリンと資本業務提携、相互に約３億円出資

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 飲食店の口コミサイト「食べログ」などを運営するカカクコム（東京都渋谷区）は５月13日、地図情報サービスのゼンリン（福岡県北九州市）と資本業務提携すると発表した。

 相互に約３億円を出資し、カカクコムはゼンリンの発行済み株式の0.48％を、ゼンリンはカカクコム株式の0.07％を取得する。

 両社が持つ店舗情報と地図情報を組み合わせるなどして、消費者の生活に役立つ新たな商品・サービスの開発を目指す。

 カカクコムが同日発表した2015年３月期の連結業績は、売上高が前期比20.0％増の357億円、営業利益が14.5％増の168億円だった。「食べログ」の有料サービスを利用する飲食店や個人会員が増加したことが２ケタの増収増益につながった。