【高島屋】15年にベトナム・ホーチミン市に出店、面積1万5000平方メートル

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 高島屋は2015年初旬、ベトナム最大の都市、ホーチミンに百貨店を出店する。ベトナム中心部にある大型複合商業集積の拡張工事に伴い1万5000平方メートルを借り受ける。

 高島屋は現在、シンガポールに出店しているほか、台湾にも現地資本と合弁の台北高島屋(大葉高島屋)がある。今年8月には中国・上海にも出店する予定で、今後は中国とASEAN(東南アジア諸国連合)を軸にアジア事業を拡大していく方針。

 「ベトナム高島屋(仮称)」が出店するのは、「サイゴンセンター」の第2期工事で建設される地下5階・地上45階建ての建物のうち低層階の商業施設部分5万平方メートルの一部分。同施設にはオフィスやサービスアパートも入る。ベトナム高島屋はシンガポール高島屋の100%子会社とし、シンガポールで培った経営ノウハウを生かす。

 また、第2期部分の不動産開発事業には高島屋子会社の商業ディベロッパー、東神開発も資本参加。完成した商業施設の運営についても合弁事業で関わる。

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