【ユニー】3~11月期の営業利益は54%減、総合小売業は4億円の赤字

2010/01/05 16:38
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 ユニーが発表した2009年3~11月期の連結業績は、営業収益が前年同期比4.7%減の8419億円、営業利益が54.4%減の133億円だった。減損損失48億円、棚卸資産評価損40億円などを特別損失として計上したことにより、純損益は28億円の赤字(前年同期は50億円の黒字)となった。

 セグメント別の業績では、総合スーパーと食品スーパーを運営する総合小売業の営業収益が1.8%減の6139億円、営業損益は4億円の赤字(前年同期は75億円の黒字)だった。既存店の客数は1%の微減にとどまったが、客単価が6.2%減と落ち込んだ結果、既存店売上高は6.8%の減収となった。

 コンビニエンスストアの営業収益は8.8%減の1457億円、営業利益は35.4%減の119億円だった。サークルKサンクスは上期(3~8月)に3.3%減だった既存店売上高が9月7.6%減、10月7.7%減、11月9.4%減と下落幅が広がった結果、3~11月期では既存店が5.0%の減収となり、利益を押し下げた。

 10年2月期の通期業績予想は従来と変わらず、営業収益1兆1500億円(前期比3.4%減)、営業利益219億円(45.5%減)、純損益は10億円の赤字(前期は53億円の黒字)を見込む。

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