【良品計画】販促費増などで営業利益は17%減、3~11月期
良品計画が発表した2009年3~11月期の連結業績は、売上高が前年同期比1.9%減の1235億円にとどまる一方で、テレビCMの投入などで販売管理費が2.3%増えたため、営業利益は16.9%減の122億円となった。純利益は10.2%減の65億円だった。
国内では22店舗(うち直営20店舗)を新設、西友内店舗18店など26店を閉鎖したことで店舗数は340店舗となった。直営店売上高は787億円で0.6%の微減だったが、西友内店舗の売上高が30.3%減と大きく減ったこともあり卸売は13.0%減の229億円となった。既存店売上高は直営で6.9%減、ライセンスストアで7.0%減、西友内店舗が15.7%減だった。
海外では15店舗を新設、3店舗を閉鎖し、店舗数は110店舗となった。欧州および米国では営業赤字が続くが、アジアでは6億円の営業黒字を出し、海外合計では3億円の営業黒字を上げたが、円高の影響もあって前期比ではほぼ半減した。
10年2月期通期の連結業績は、売上高に営業収入を加えた営業収益が前期比0.6%増の1647億円、営業利益が11.0%減の153億円、純利益が15.8%増の80億円を見込む。