23年11月15日号 ディスカウントSMの成功条件!
近年、低価格を強みとする食品小売が勢力を拡大しています。一方で、食品小売業界のこれまでの歴史を振り返ると、数多のチェーンがディスカウント業態に挑戦しながらも、その多くが失敗に終わっていることも事実です。 本特集では、ディスカウントフォーマットを成功させるには何が必要なのか…。有力チェーンへの取材や調査から、「ディスカウントSM」の成功条件を探りました。
編集後記
NBAが開幕、怪童ウェンバンヤマのデビューなど見どころ満載ですが、日本のNBAファンにはひと悶着ありました。見放題のリーグパスが従来年間2万1780円から、月額4500円に一本化。ゲーム期間は8~9か月あるので途中解約しても年間3万6000円~と大幅値上げとなったためです。
一方提供元の楽天は楽天モバイルを契約すれば無償でNBAが視聴できるプランを開始。なりふり構わないモバイルへの販促とそのスイッチングコストが伺えます。eSIMもあるのでサブ回線需要もあるでしょう。注目ポイントはこの無償プランが「予告なく変更、中止」と記載がある点。いつどんなタイミングで爆弾が投下されるのか、されないのか?
(阿部)
今号で取材に訪れた「ハンズマン松原店」。九州発のHC(ホームセンター)で、大阪府松原市への出店により、本州に初上陸しました。
その最大の特徴は「顧客第一主義」です。お客から要望のあった商品を最大限投入した結果、28万SKUもの商品を品揃え。しかも要望があれば、手袋は片方のみでも販売するという徹底ぶりです。
こうしたこまやかな対応に「大阪のおばちゃん」の端くれである私も心惹かれており「すごく関西で注目されるのでは」と今後の動向から目が離せません。
そんな「ハンズマン松原店」の詳細な戦略はP40~44をぜひチェックしてみてください。
(植芝)