【楽天】ネットモール事業で中国進出、「百度」と合弁

2010/01/28 12:24
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 インターネット・ショッピングモール「楽天市場」を運営する楽天は1月27日、インターネット検索サービスで中国最大手の百度(バイドゥ、北京市)と合弁会社を設立し、中国でネットモール事業を始めると発表した。

 

 楽天の海外進出は、台湾、タイに次いで3ヵ国・地域となる。中国のネット・ユーザーは2009年で3億8400万人に上り、世界第1位。今後、ネット・ショッピング市場の拡大が見込まれる。楽天は百度(Baidu.com)の集客力を活用して、中国でのネットモール事業拡大を狙う。

 

 合弁会社への出資総額は当初3年間で約43億円、出資比率は楽天51%、百度49%となる予定。代表者は楽天が派遣する。当局の許認可が得られれば今年後半には中国でネット・モールを立ち上げる。

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