「ベルク ベスタ東鷲宮店」レポート! 商品開発力と新たな売場演出に注目
売場演出が大きく変化!
今回の調査は4月と6月にそれぞれ店舗を訪ねているが、2回目の訪問では売場の雰囲気がガラリと変化していた。1回目の訪問では「スペシャルプライス」といったような価格を訴求するPOPが目を引いたが、2回目では、各部門からのメッセージを伝えるような販促物が増えていた。
たとえば、青果では「旬」「菜」と書かかれた販促物を9枚天井から吊るし、「旬」では北海道・茨城県産「青肉メロン」、「菜」では「トマト産地リレー」として全国のトマト産地を掲出していた。総菜では、総菜売場は「食べたら最後ベルクの虜、きっとこの味に惹かれる。」と書かれた販促物を掲げていたのが目を引いた。
圧巻だったのは鮮魚売場で、「第58号ベルク丸」と書かれた巨大な大漁旗を天井から吊るし、壁面には、部門担当者が魚を持った写真とともに「魚を愛し、魚に愛された店」「一魚入魂」「魚には浪漫がある。」といったメッセージを大きく掲げていた。首都圏、関西圏では急成長中のロピア(神奈川県/高木勇輔代表)を彷彿とさせる、新しい売場演出となっている。
そのほか、酒類売場では、36尺の冷蔵ケースの上に大型スクリーン9台を配置し、各メーカーのプロモーション映像を流している。9台のスクリーンに同時に映像が流れる様子は迫力にあふれ、売場に活気をもたらしている。

「提案」のある冷凍食品売場とは
もう1つ、2回目の訪問で大きく変化していた点がある。それが、冷凍食品での売場演出だ。
リーチイン什器と平台什器、合計約224尺のスペースで21カテゴリー約520品目を揃える東鷲宮店の冷凍食品売場。1回目の訪問時は、「冷凍食品が毎日安っ!」と記したPOPが中心だったが、再訪したときには「ベルク最大級品揃え」と大きく書かれた販促物を掲げ、「半額セール待つ必要なし」と銘打ったPOPが吊り下げられていた。
特筆すべきは、新たに登場した、PB、NBを含めた約40品目の商品の特徴を示したA4サイズのPOPである。たとえば、冷凍米飯コーナーでは、「ニチレイ・本格炒め炒飯450g」の単品を紹介するPOPを掲げ、「家庭ではできない『炒め』パワー」といった具合に独自のキャッチコピーとともに商品の特徴を伝えている。
一般的に、冷凍食品は冷凍什器に商品を並べるだけの売場展開が多く、単品の提案が難しい。東鷲宮店で見られた、単品に特化したPOPは、そうした課題を解決する新たな冷凍食品の販促ツールであるのかもしれない。
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