GMSの優等生イズミ、コロナ禍で大幅減収も2期ぶりの営業増益!強さを経営指標から読む
中国・四国を地盤に、「ゆめタウン」「ゆめモール」などの屋号で総合スーパー(GMS)を展開するイズミ(広島県)。傘下には、ユアーズ(広島県)、デイリーマート(徳島県)、ゆめマート北九州(福岡県)、ゆめマート熊本(熊本県)などM&A(合併・買収)で取り込んだ食品スーパー(SM)の事業会社を抱えており、GMSとSMによるリージョナルチェーンとして商勢圏では絶大な知名度を誇る。
GMSの構造不況が長年囁かれる中、業績が好調に推移し、“GMSの優等生”とも言われていた同社だが、直近2期はコスト増などを理由に減益となっていた。そこに追い打ちをかけるようにコロナ禍が直撃。ほかの多くのGMS企業と同様に、営業自粛・時短営業を余儀なくされ、2021年2月期の既存店売上高は対前期比10.3%減、連結営業収益は同8.7%減の6797億円と落ち込んだ。
その一方で、
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