シニア女性に絶大のカーブス 安定の“物販収入”依拠と躍進チョコザップの影響とは

2024/02/01 05:59
油浅 健一
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さらなる成長へマストとなる多店舗化

 カーブスホールディングスが課題としているのは、50代の「ヤング層」の獲得。この層はトレーニングに求める強度が「ハード」か「ソフト」かの分岐点ともいえ、中途半端な施策では取り逃がしかねない。この点についてカーブスホールディングスは会員向け物販商品の磨き上げやマーケティング施策の強化などを挙げているが、料金に敏感な世代でもある。したがって、価格も包含したかなり踏み込んだ施策を打つことができれば大きな効果を得られることだろう。

 そうしたことも見越してか、同社はメンズ・カーブスなど新業態を創造し、ターゲットを拡大。多店舗化へ向けたビジネスモデルの構築も打ち出しており、さらなる成長に余念はない。

 高齢化と健康志向の高まりで活気付くフィットネス業界。まだ伸びしろもある激戦区の中で、独自のポジションを構築する米国発のソフト系ジムがこの先、どんな進化を遂げながら、シニア会員のモチベーションを維持し続け、さらなるすそ野の拡大を進めていくのか、大いに注目だ。

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