吉野家、フィリピンの外食大手と合弁会社、10年で50店舗への拡大目指す

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都内の吉野家
吉野家ホールディングス(HD)は2月16日、フィリピンの外食大手ジョリビーフーズと合弁会社を設立すると発表した。写真は都内で2010年12月撮影(2020年 ロイター/Yuriko Nakao)

 吉野家ホールディングス(HD)は2月16日、フィリピンの外食大手ジョリビーフーズと合弁会社を設立すると発表した。吉野家’HDは1992年にフィリピンに進出、「吉野家」のフランチャイズ展開を始めたが、店舗数は3店舗にとどまっている。合弁会社設立を機に出店を加速し、今後10年で50店舗への拡大を目指す。

 新会社ジョリビーヨシノヤを2021年5月をめどに設立する。資本金は1億3000万ペソ(約2億9000万円)で、ジョリビーと吉野家HDの現地法人が折半出資する。

 ジョリビーは、国内で3257店舗(20年12月末時点)、海外を含めると5284店舗を展開するフィリピン最大手の外食企業。同社との合弁会社が吉野家HDの現地法人とフランチャイズ契約を結び、「吉野家」を出店する。

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