〇〇を足すだけ!? 自店のPOP効果を今すぐ高めるためのテクニックを解説

森本 純子 (POPディスプレイコンサルタント/行動心理士/モリモトデザインオフィス株式会社 代表取締役)
Pocket

縦書き? 横書き? 効果が上がるレイアウトとは

 POPの研修や勉強会でよく質問をいただくのが「縦書きor横書き問題」です。「縦書き=和風」「横書き=洋風」という概念は少しずつ変化してきている昨今、重要になるのは「ブランドイメージに合った、読みやすいレイアウトになっているのか」という点です。

 そして、お客さまがスムーズに読めるように「流れとリズム」を意識して情報を配置(レイアウト)することがポイントになります。流れとはレイアウトを見る「視線の流れ」と、情報を伝える順番という「話の流れ」です。本編では、レイアウトを見る「視線の流れ」についてお伝えします。

 まず、「縦書き」の場合。お客さまの視線が最初に向くのは、紙面右上です。そこから真下へ降りて、左上へ上がり、左下へ下がる「N」の形で動きます。

「視線の流れ」のイメージ
「視線の流れ」のイメージ

 次に「横書き」の場合。視線が最初に向く場所は、紙面左上です。そこから右へスライドして、左下へ降りて、右へスライドする「Z」の形で動きます。

 この視線の流れに合わせて、伝えたい情報を配置していくことで、お客様はストレスなくスムーズにPOPを読んでくれるようになります。

 ここで大切なのは、「最初に視線が向く場所に何を配置するのか」という点です。人は最初の3秒で「自分にとって興味があることなのか」を決断すると言われています。ですので、最初に目につく場所には、「お客さまが興味を持てる情報」や「インパクトある情報」を配置することが重要になります。それにより、すべての情報を最後まで読んでくれやすくなるのです。

横書きPOPの見本
横書きPOPの見本:◎の例。左から「Z」のカタチでスムーズに読める
横書きPOPの見本
横書きPOPの見本:△の例・どの順番で読んだらいいのかがわかりづらくなっている

1 2 3

記事執筆者

森本 純子 / POPディスプレイコンサルタント/行動心理士/モリモトデザインオフィス株式会社 代表取締役

東京都出身。ベッドメーカー(POPディスプレイ担当)、企画制作会社(制作ディレクター)、人材教育会社(マーケティングデザイン事業責任者)を経て、2009年に独立。行動心理に基づいた、店頭POP・商品パッケージをはじめとする販売促進ツールデザイン事業を手掛け、セミナー・研修、店舗改善を全国で行い、6000名以上の指導にあたる。

著書 「POPのお悩み解決します すぐ書ける!「稼ぐPOP」のつくり方」 (同文舘出版)
ホームページ

© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態