本当にコストコで節約はできるのか? 現役主婦から見たコストコ商品の評価
コストコ商品で「節約」はできるのか
ハイローラー(B.L.T)は、一般的なスーパーではあまり見たことがない商品であるところに魅力を感じて購入しました。今回購入した分量での価格は1648円でしたが、価格に対してのボリューム感がしっかりしており、満足感がありました。見た目の華やかさもあるため、わが家では普段のおかずというよりは、パーティーなどで気分を盛り上げたい時に便利という印象です。
大皿に盛りつけられた「ビーフガーリックライス」は、持った瞬間にズシリとくるボリューム感に魅力を感じて購入しました。今回の分量では2551円と、総菜としてはやや高価格ですが、似た内容のものを外食すると考えればお手頃な印象です。自宅まで持ち帰るうちにさめてしまい、ビーフが硬くなってしまった点はややマイナスですが、ひとつあると主食の用意の心配をしなくてよい手軽さは魅力があります。5人家族のわが家だからこそ他の商品と組み合わせても食べきれますが、世帯人数の少ないご家庭ではボリュームがありすぎるかもしれません。
今回、コストコの商品を実際に購入して試してみましたが、全体的に「特別に安い」という印象は受けませんでした。もちろん、実際に安いかどうかは、買い方や商品の選び方にも左右されるでしょうし、すべての商品を購入したわけではないのですから一概には言えません。しかし、少なくとも今回購入した商品は、「節約のために」という意味では、近隣の食品スーパーと比べるとやや物足りないところです。
しかし、他店では見られないような商品も多く、店内を見て回る楽しみを感じられました。また、価格にかかわらず、購入意欲を掻き立てられる商品も数多くあり、「コストコだから買いたくなる」と感じる不思議な魅力は圧巻とも言えます。節約という意味では効果的ではないですが、やや遠方にあるため「せっかく来たのだから」と、商品を2,3個だけ買物カゴに入れただけで帰るのはもったいないように感じ、ついたくさん購入してしまいたくなるのも、コストコの魅力の1つかもしれません。
気づくと1回の買い物でびっくりするような金額になってしまうこともあるコストコ。節約のためというよりは、遊園地に行くような感覚で「たまにのお楽しみ」として利用するには、充分な魅力があります。今後も、コストコならでは商品を楽しんでいきたいと思います。