カワチ薬品

 カワチ薬品は売場面積400坪以上の大型店を「メガ・ドラッグストア」と定義し、それに調剤薬局を併設した最も身近なヘルスケアセンターを標ぼうしている。同社のめざすヘルスケアセンターの3要素は、健康相談・予防医療の機関、傷病の治療を補助する薬局、日常の買物の拠点である。2022年3月末の店舗数は355店舗(うち調剤薬局併設132店舗)。

 22年3月期業績は、コロナ禍を背景とした需要増大の反動減で既存店増収率が対前期比2.7%減に終わり、営業利益77億円(同27.0%減)となった。

 同社はコロナ禍の影響を踏まえて中期経営計画を再構築しており、見直し後の中期経営計画目標は26年3月期に売上高3200億円、売上高営業利益率3.8%、ROE(自己資本純利益率)6.5%をめざしている。出店数は23年3月期計画16店舗であるが、24年3月期以降は年間30店舗以上へ出店ペースを上げる計画である。

カワチ

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