【カワチ薬品】 4~12月期の営業利益は18.5%減、価格競争響く

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 ドラッグストア大手のカワチ薬品(栃木県小山市)が発表した2012年4~12月期の連結業績は、売上高が前年同期比5.2%増の1731億円、営業利益が18.5%減の60億円と増収減益だった。

 既存店が2.1%の増収となるなど売上げは堅調だったが、食品や日用雑貨の価格競争が激しく利益率が低下した。同社が「サテライトタイプ」と呼ぶ小型店を中心に15店舗を新設したが、その投資費用も利益を圧迫した。

 前期に計上した資産除去損などの特別損失がなくなったため純利益は0.8%増え、38億円となった。

 13年3月期通期では従来予想通り、売上高が7.5%増の2390億円、営業利益が0.4%減の100億円を見込む。

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