【カワチ薬品】 4~12月期の営業減益は14.6%減の51億円、粗利率悪化

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 ドラッグストア大手のカワチ薬品が発表した2013年4~12月期の連結業績、売上高が前年同期比3.5%増の1791億円、営業利益が14.6%減の51億円と増収減益だった。

 既存店売上高は0.4%増と比較的堅調で、小型のサテライトタイプ店舗を中心に14店舗を新設した効果もあって売上高は伸びたが、他業態を含む競合の激化で粗利益率が低下したことが響いた。

 同社は昨年10月に14年3月期通期の営業利益予想を100億円から75億円(前期比8.7%減)に引き下げたが、今回はそのまま据え置いた。売上高は14年3月期通期で4.9%増の2430億円を見込む。

 なお、同社は1月16日付で、青森県の同業、横浜ファーマシーの全株式を約40億円で取得、同社を完全子会社化した。横浜ファーマシーは青森県を中心に北東北と北海道に店舗展開、13年2月期の売上高は301億円となっている。

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