基調判断「改善」に上方修正=4月の景気動向指数改定値―内閣府

時事通信社
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都内の道を行き交う人々
内閣府が26日発表した4月の景気動向指数(2015年=100)改定値は、景気の現状を示す一致指数が前月比0.1ポイント上昇の97.3(速報値99.4)と2カ月ぶりに改善した。(i-stock/dk1234)

 内閣府が26日発表した4月の景気動向指数(2015年=100)改定値は、景気の現状を示す一致指数が前月比0.1ポイント上昇の97.3(速報値99.4)と2カ月ぶりに改善した。指数の算出に用いている鉱工業指数が4月確報値分から基準年が変更されたことに伴い、過去の数値も含めて遡及(そきゅう)改定された。その結果、基調判断も「改善を示している」に上方修正された。

 「改善」の判断となったのは昨年11月以来5カ月ぶり。速報段階での基調判断は「足踏みを示している」だった。一致指数では、改定値の段階で反映させた9系列の経済指標のうち、6系列がプラスに寄与した。

 数カ月先の景気を示す先行指数は前月比横ばいの96.8(速報値97.6)に下方改定された。

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