米アップル、顧客データ保護のTV広告放映開始

2019/03/15 00:00
    Pocket

    3月14日、米アップルは、顧客データ保護に対する姿勢をアピールするテレビ広告の放映を始めた。写真は杭州市のアップルストア前で2016年3月に撮影。チャイナデイリー提供(2019年 ロイター)

     

    [14日 ロイター] – 米アップルは14日、顧客データ保護に対する姿勢をアピールするテレビ広告の放映を始めた。アルファベット傘下のグーグルやフェイスブックなど顧客データを活用したターゲット広告で収益を上げている他のIT(情報技術)大手との違いを強調するのが狙い。

     

    広告は人々がプライバシーを守るためにドアや窓のブラインド、カーテンなどを閉める映像で構成され、アメリカ大学バスケットボール競技の頂点を決める全米大学体育協会(NCAA)トーナメントの期間中に放映される。

     

    この広告は今後、他の国でも放映される予定。アップルは中国でも放映するかどうかや、プライバシー保護キャンペーンの費用などは明らかにしていない。

     

    アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は、アップルは顧客の個人データの収集に反対するとたびたび述べている。

     

    関連記事ランキング

    まだデータがありません。

    関連キーワードの記事を探す

    © 2024 by Diamond Retail Media

    興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
    DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

    ジャンル
    業態