【高島屋】自社ブランドのデビットカード発行、百貨店では初めて

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 高島屋はソニー銀行と組んでデビットカード「タカシマヤプラチナデビットカード」を発行する。10月9日から会員募集を始める。百貨店がオリジナルのデビットカードを発行するのは、国内で初めて。

 高島屋は自社ブランドカードとして、クレジット機能付きのタカシマヤカードと同ゴールドの2種類を発行しているが、プラチナデビットカードを自社ブランド最上位のカードと位置づける。

 年会費は税別3万円で、買い物金額に応じて最大で10%(特価品・食料品は3%)のポイントを還元する。高島屋グループ以外でも国内のVisa加盟店で利用した場合は2%のポイントが付く。

 また、特典として高島屋店内にある「メンバーズサロン」の利用や購入した商品を自宅まで無料で届けるサービスなどを受けられる。

 デビットカードは決済した時点で、購入金額が銀行口座から即座に引き落とされる。このため、クレジットカードの利用を敬遠する現金主義の富裕層などの加入を想定する。

 ソニー銀行のキャッシュカードも一体となっているので、同行と提携する国内外のATMで現金を引き出すこともできる。

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