【高島屋】 空港型免税店、新宿店に17年春オープン

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 高島屋は空港型免税店事業に進出する。2017年春、高島屋新宿店(東京都渋谷区)の11階に約2800平方メートルの店舗をオープン、訪日外国人需要を取り込み、初年度150億円の売り上げを目指す。

 ANAホールディングス傘下の全日空商事(東京都港区)、韓国サムスングループのホテル新羅(ソウル市)と3社で合弁会社を設立、資本金9億8000万円のうち高島屋が60%を出資する。

 空港型免税店では消費税だけでなく、関税や酒税、たばこ税も無税となる。購入時にパスポートと航空券を提示すれば、訪日外国人だけでなく出国予定の日本人も買い物ができる。商品は空港での出国手続き後に専用の引き渡し所で受け取る。

 百貨店大手では三越伊勢丹ホールディングスが今年1月、三越銀座店(東京都中央区)に約3300平方メートルの空港型免税店を開業している。

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