オークワの第1四半期は減収減益、ディスカウント店など振るわず

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 和歌山県が地盤の準大手スーパー、オークワが発表した2011年2月期第1四半期(3~5月)の連結業績は、売上高に不動産収入などを加えた営業収益が前年同期比3.4%減の682億円、営業利益が31.5%減の8億円と減収減益だった。

 スーパーセンター業態と高級スーパー「メッサ」は比較的順調に推移したが、主力の食品スーパー業態とディスカウントタイプの「プライスカット」業態が振るわず、既存店売上高は5.9%のマイナスとなった。

 前年同期に計上した棚卸し資産評価損がなくなったため、純利益は3倍強の3億円に増えた。

 11年2月期通期の業績は、営業収益2904億円(0.3%増)、営業利益62億円(6.1%増)、純利益28億円(18.7%増)の見通し。

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