2018/10/10
「こういう環境が採用活動には必要だ」
ユニー(愛知県/佐古則男社長)は10月9日、本社を愛知県稲沢市から、名古屋駅近くの複合高層ビル「グローバルゲート」に移転した。
新オフィスでは一部部署で「フリーアドレス制」を導入したほか、各所に「コミュニケーションエリア」を設置して部門を超えた交流を促進。さらに移転に伴い社員の服装の自由化に踏み切り、個性を発揮しながら効率的に業務に臨める環境を構築した。
そして佐古社長は、この新社屋は採用活動にも大きく影響すると見る。
確かに、名古屋駅前の高層ビルで、自由な服装で快適に働ける――。これは学生にとって大きなモチベーションになるはずだ。
「見てくれだけ変えてどうする」という声も聞かれそうだが、労働環境の改善に本気で取り組むうえでは、ハード面の大胆な改革も必要なのである。(y)
他の記事を読む
- 「サンドボックスのようなもの」(ローソン理事執行役員オープン・イノベーションセンター長 牧野国嗣)
- 「約5年で売上の30%を海外で稼げる組織へ」(パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス 大原孝治社長)
- 「健康寿命の延伸は待ったなし」(日本OTC医薬品協会 佐藤誠一会長)
- 「自然の恵みを失うことは、豊かさの根源を失うこと」(イオン名誉会長相談役 岡田卓也)
- 「なぜ社長のところは家電がそんなに売れるのか」(ミスターマックス・ホールディングス平野能章社長)