米新築住宅販売、1月は前月比4.3%増 旺盛な需要反映

ロイター
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ワシントン郊外で売りに出されている住宅
2月24日、米商務省が発表した1月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比4.3%増の92万3000戸だった。市場予想である2.1%増の85万5000戸を上回った。過去最低水準の住宅ローン金利と中古住宅の在庫不足が押し上げ要因となった。写真は2012年8月、ワシントン郊外で(2021年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ワシントン 24日 ロイター] – 米商務省が24日発表した1月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比4.3%増の92万3000戸だった。市場予想である2.1%増の85万5000戸を上回った。過去最低水準の住宅ローン金利と中古住宅の在庫不足が押し上げ要因となった。

2020年12月の新築一戸建て住宅販売戸数は当初発表の84万2000戸から88万5000戸へ上方改定された。1月は前年同月比で19.3%伸びた。

ナードウォレットのホールデン・ルイス氏は「足元、住宅に対する飽くなき需要が見られ、中古住宅だけでは追いつかず、新築住宅にも契約が及んでいる」と述べた。

1月の地域別は、北東部が13.9%減少。一方、中西部と南部、西部は12.6%と3.0%、6.8%それぞれ増加した。

在庫は30万7000戸と、12月の29万9000戸から増加した。1月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は4.0カ月。前月は4.1カ月だった。

価格中央値は前年比5.3%上昇の34万6400ドルだった。

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