ローソン、中国・四川省に初進出、現地コンビニ企業を買収

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ローソンのロゴ
ローソンは12月1日、中国・四川省に初進出した。省都の成都市に同日、8店舗をオープンした。写真は、同社のロゴ。2017年12月4日に都内で撮影。(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

 ローソンは12月1日、中国・四川省に初進出した。省都の成都市に同日、8店舗をオープンした。

 中国の物流大手、百世集団傘下でコンビニエンスストアを運営する四川哦哦の株式を100%取得。四川哦哦が運営する255店舗(10月末時点)のうち7店舗を「ローソン」に転換、さらに1店舗を新規出店した。

 ローソンは1996年に現地子会社、上海ローソンを設立して、中国での事業展開を始めた。2010年以降、現地子会社を通じて重慶市、大連市、北京市にも出店。14年以降は地場小売業とのメガフランチャイズ契約や現地企業に本部運営を任せるエリアフランチャイズ契約により出店を増やしている。

 10月末時点でのローソンの中国本土での店舗数は4192店舗で、日系コンビニとしては最大となっている。22年度に6000店舗、25年度に1万店舗への拡大を目指している。

記事執筆者

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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